ムコウガワ。

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昨夜から降り続いた雪は、除雪と俳雪でスッキリと広がっていた景色を一変させていた。

「すごい積もってるんだけどー!」
心底うんざりという顔をしてヒロシが言う。

私は両手をバンザイの形にして「やったー!日曜日ありがとう!!!」

平日ならば、嫌でも私が一人で雪かきをしなければならないが、
休みの日となれば話は変わってくる。

しかも今日の雪は、午後を過ぎてからも結構な激しさで降り続いている。
このぬくぬくと暖かい家の中から、吹雪の戸外へと出たくないのは皆同じ。
子供たちでさえ大好きな外遊びを敬遠、家の中を選択。

必然的に本日の雪かき要員はヒロシに決定し、
一人寂しく、いざ外へ。

気温はそこそこあるので、雪は水分をたっぷりと含んで重いベタ雪。
最初こそ寒いが、せっせと体を動かすうちに次第にダウンの中は熱くなってゆく。
一人汗だくになって働く人に、家の中からニコニコと手を振ってみる。

一瞬の引き攣り笑いの後、姿が消えたかと思うと、
返ってきたのは雪玉。

窓に当たるとバスンという鈍い音と振動が伝わり、
不恰好にひしゃげた雪の塊がガラスの向こう側に張り付く。

mocaとジョージを呼び、再び三人で手を振る。
飛んでくる雪玉に歓声を上げ喜ぶ二人。
mocaが笑顔で「動物園みたいだねぇ!」

我が子たちはお父さんをゴリラかなにかと勘違いしている模様…。






a0216088_20544434.jpgいつも、守られてきたのだと感じる。

始めのうちこそ分かっていなかったが、
どちらかというと、強気を見せて我儘な私に対し、静かな彼は、
「私がいないとなにもできない」と思っていた。

だけど実際は「彼がいないとなにもできない」のは私の方だ。



それを感じるほどに、子供のように甘えていることが
逆になんだか心地よくて、いつまでもこのままでいたいとも思ってしまう。


お恥ずかしい話だが、友人と『自分のアイデンティティ』なるものを語れども、
いざ、このぬくぬくと暖かい家から、外の世界に出るとなると、
ぜんぜん自信が無くて、ものすごく怖いのだ。






mocaとジョージがくれた『5角(ゴーカク)のキャラメルコーン』
受験シーズンならでは。

合格キャラメルコーンは一袋の中に意外と入っていて、
一つしか無いから私にくれたのかと思っていたら、

見つけるたび二人して私に寄越すので、片手が星でいっぱいになった。
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by bijou3030 | 2012-01-22 21:51 | わたくしごと